先日、友人宅で見つけました。
以前読んだ、果樹園芸大百科には
花と結実の習性によりイチジクは4つに分類され
カブリ種
雄花と雌花を持ちブラストファーガと言う蜂が果実内に生息し食用には適さない品種。
スミルナ種
スミルナ地方で乾果用として栽培されている品種で雌花だけをもち
結実にはカブリ種の受粉が必要。
サンペドロ種
雄花を持たず第1期果は単為結果するが第2期果の結実にはカブリ種の受粉が必要な
品種。つまり秋果は落果してしまう夏果専用種のことだろうな。
普通種
受粉しなくても結実する夏秋兼用種や秋果専用種のことで
日本ではほとんどがこの品種。
と書いてあった。
とかろが、この「桝井ドーフィン物語」には
桝井ドーフィンは、フランスの国立果樹試験場でサンピエロ種であることが
確認された。と書いてある
桝井ドーフィンが唯一のサンピエロ種だそうです。
なんだって
イチジクは5種に分類されるって意味か?
それとも普通種の中にはさらに分類があるんか?
そしてもうひとつの疑問
桝井ドーフィンは桝井光次郎がカリフォルニアから3本の枝を持ち帰ったと
書いてあるんですが、6月30日に出航し日本到着は18日後の7月17日だそうです。
この時期、イチジクは葉がついているだろうに たとえ葉を落としたとしても
夏場に18日間も耐えられるんだろうか?
なんか裏ワザがありそうですね。
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