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桜桃の着果は?

昨日吹き荒れた強風で花びらが散り、桜桃の着果状態が見えてきました。

幸福錦は例年どうりまずまずの着果状態です。


s-P1020879.jpg



ポット栽培の高砂も何とか着果しています。


s-P1020881.jpg


今年は受粉作業の手を抜き、ミツバチ君に依存しましたが他の品種もマズマズの着果状態のようです。


さて、黄色いさくらんぼ月山錦はどうだろう。

一般的に桜桃は冷涼地を好む果樹であり暖地での栽培は不向きだと言われています。

暖地では高砂や香夏錦は良く着果するが佐藤錦の着果が悪い。

休眠期から発芽期にかけての低温遭遇時間が佐藤錦の場合7.2度以下で1400時間必要と

言われていますが、暖地ではその低温遭遇時間が足りない(私はあまり信じないけど)


さくらんぼの本場、山形県の主力品種は佐藤錦ですが、その山形県でさえ月山錦の

着果が悪いということは、佐藤錦以上の休眠時間が必要なんでしょうか?



古い資料ですが、香川大学の研究資料があります。

佐藤錦の萌芽から開花終了時にかけての日最高気温の平均値と結実率の関係です。

1996年は平均最高気温16度、結実率25パーセント
1997年は18度、15パーセント、
1998年は20度、2パーセントだったそうです。

胚のうは、開花後退化が急速に進み、開花4日後には約80%が退化しているそうです。

年次間で比較すると、気温の高い年は珠心や胚のうの退化が早まる傾向があり20度を

越える高温では急速に退化し結実率は大きく低下したようです。

これらのことから、暖地での結実不安定の一因として、開花期前後の高温による雌性器官の

退化が関係してるようです。

このような高温条件での胚のうの退化には植物ホルモン(ジベレリン)が関係してる

そうで、高温で開花させた花のジベレリン濃度は低温で開花させたものに比べ著しく高かった

そうです。


そして、開花前にジベレリンの合成阻害剤、パクロブトラゾールを処理すると胚珠の寿命が

延長されたそうです。




そこで、黄色いさくらんぼを腹いっぱい食べることを夢見て試してみました

月山錦の蕾が膨らんだ頃、3月下旬から開花直前の4月上旬にかけて数回にわけて

下の枝から順次散布しました。

希釈倍率は500倍。

このパクロブトラゾール剤は成長ホルモンを抑制しますから、新梢の成長が悪くなるのを

覚悟で散布しました。



そして結果は・・・


うっ・・・

全く着果してないじゃん






s-P1020877.jpg



黄色いさくらんぼを夢みて十数年 


月山錦のバカ




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[ 2011/05/03 01:06 ] さくらんぼ | TB(0) | CM(16)

あらら

そんなこと言って、聞えたらどうするんですか?「がんばっているね!」ってほめてあげましょう。来年は機嫌よく実をつけてくれるかもです。
あ~ でも、「切っちゃおうか‥」と言ったら翌年実をつけた木もありました~(ーー;)
[ 2011/05/03 01:17 ] [ 編集 ]

Re: あらら

はるみ楓様
げっe-351
聞こえてしまったかな。
今日、最終兵器パストリアを散布しました。
どんな結果になるのか また報告いたします。
[ 2011/05/03 19:10 ] [ 編集 ]

No title

「奇跡のりんご」という本に、そんなことが書いてあったのです。本当なのかも、と思います。
[ 2011/05/03 21:29 ] [ 編集 ]

こんばんは

はるみ楓様

奇跡の林檎、読まれましたか。
本当だと思います。じつは10年くらい前、同一品種の桜桃を1列に20本程度
植えていたのですが、思うように収穫出来ませんでした。
そこで元気のよさそうな1本の木にノコギリを押し当てて
「来年成らなければ切る」と言ったんです。
すると、その木には沢山の大粒の果実が実ったんです。
でもその木、翌年には枯れてしまいました。
そんなわけでこの方法は使わないようにしてるんですよ。
[ 2011/05/03 21:52 ] [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2011/05/03 23:05 ] [ 編集 ]

奇跡の林檎

はい、読みました。感動的でした。自分も植物に思わず話しかけていることがあるのですが、効果があるような気もしています。
あら、そんなことがあったのですが、びっくりして最後の力を出し切ってしまったのでしょうか。健気な木でしたね。
[ 2011/05/03 23:20 ] [ 編集 ]

カギコメ様

大胆な発想ですv-12
全く考えてもいませんでした。
是非聞いてみてくださいな。
[ 2011/05/03 23:23 ] [ 編集 ]

Re: 奇跡の林檎

はるみ楓様

木村秋則さんの本ですね。
私も以前読み青森県民の林檎にかける情熱に驚きました。
地面に這いつくばり虫を追いかけるなんで信じられません。

なるほど、月山錦になぜ実をつけないか聞いてみれば近道ですね。
ただ、桜桃語が木村さんのように私に翻訳できるか・・・e-351
[ 2011/05/03 23:54 ] [ 編集 ]

No title

桜桃は、さすがですね(^ ^)v
黄色いサクランボは残念でした。

鳥取県(鳥取市)における
2009年10月1日~2010年5月3日 低温要求時間=約2061時間
2010年10月1日~2010年5月3日       =約2393時間です。

長野県(長野市)における
2009年10月1日~2010年5月3日 低温要求時間=約3243時間
今年の分はエラーで算出できず

山形県(山形市)における
2009年10月1日~2010年5月3日 低温要求時間=約3338時間
32010年10月1日~2010年5月3日       =約373時間

黄色い方の参考には全くならないですけど、普通のサクランボなら確かに3県とも十分満たしていますね。
仙人さん、鳥取県って、私が思っていたより、毎年寒いのですね。
ところで黄色いサクランボの原産地ってカルフォルニアのどこらあたりですか?
[ 2011/05/04 06:17 ] [ 編集 ]

No title

月山錦は色々工夫されていますね。
バウンティは処理時期が難しそうですが、使い方では花芽を増やすことも出来そうで、面白い調整剤ですね。
仙人さんの研究熱心さは敬服します。

[ 2011/05/04 06:24 ] [ 編集 ]

No title

普通の桜桃すらまともに生らせられない男がここにいます。(泣)
私もそのうち実の生らない月山錦を再開しますので。
仙人さは早く卒業して下さいね。
[ 2011/05/04 13:03 ] [ 編集 ]

こんにちは

リベイル様
おぉっ、こんな感じで使うんですね。
黄色いさくらんぼはアメリカじゃなくて中国ですよ。
たしか大連だったと思います。
ブルーベリーの隣に一本植えましょうか?
[ 2011/05/04 18:16 ] [ 編集 ]

こんにちは

しお様
幸福錦は隣に植わっていますし、以前レッドグローリーも寿錦も試してみたんです。
もう最後の手段だと思い試したのですが、残念。
もう剪定法しか残っていませんe-351
[ 2011/05/04 18:20 ] [ 編集 ]

こんにちは

日本一の果実様

卒業どころか きっと研究熱心な果実様に追い越されますよ。
普通の桜桃なら大丈夫ですよ。是非、暖地向きの品種を選んで下さいな。
[ 2011/05/04 18:22 ] [ 編集 ]

寿錦も試しましたか

そうでしたか、レッドグローリーや寿錦も試されましたか。
後は、無剪定栽培ですね。酸果桜桃やジャボレーは無剪定が良いようですが、月山錦も無剪定で前年枝を活かす栽培が良さそうですね。
[ 2011/05/04 21:05 ] [ 編集 ]

Re: 寿錦も試しましたか

しお様

そうですね。
私の場合もう良い案が浮かびませんから無剪定も検討してみます。
レッドグローリーは開花時期が遅いですし寿錦は暖地では豊産じゃありませんね。
[ 2011/05/04 21:56 ] [ 編集 ]

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