むか~し昔の話です。
私がまだ4~5才の頃でしょうか。
クリスマスになるとサンタクロースが村の公民館にやって来て子供達にプレゼントを。
まだ、サンタを信じて疑わない年頃ですから子供達は大はしゃぎ!
サンタは白い大きな袋に手を入れて
「ハイ、このプレゼントが欲しい人?」
袋の中からどんなプレゼントが出てくるのか分からなくても、子供達は皆 「ハーイ!」と
元気に手を挙げ・・・・
「ハイ、じゃぁ、このチョコレートは○○君へプレゼント」
「ハイ、このキャラメルは△△ちゃんへプレゼント」 なんて感じでそれぞれに違う
お菓子やオモチャをプレゼントしていました。
内気な私はハ~イと手を挙げることが出来ずに無言のまま。
でも・・・さすがに・・・ガマンできずに・・・小さくハ~イと手を挙げました

するとサンタはハイと私にプレゼントを差し出しました。
その、私へのプレゼントは・・・
干し柿1個 
私は手を出さず首を横に振り 要らない・・・と。
結局、その日私はサンタにプレゼントをもらうこと無く帰宅しました。
その後、私は干し柿とサンタクロースが嫌いになりました
我が家には、渋柿の木が1本あり、婆さんは毎年この季節になると干し柿を作るのですが
ここ数十年、私が干し柿を食べることはありませんでした。
昨年の初冬、いつものように屋外に干し柿が吊るしてあるのに気付き何気なく1個食べてみると
昔ながらの懐かしい味で・・・
それから毎日1個づつ干し柿を食べ続けて1週間
婆さん 「どうも毎日1個づつ干し柿を鳥が食べているようだ」
奥さん 「ジクを残したまま食べてるから きっとカラスだわ」
私 無言

婆さん 「このままじゃ、お正月に神棚に供える干し柿が無くなってしまうから屋内に取り込もう」
今年も干し柿の季節がやってきました

さて今年もカラスはやってくるのだろうか
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サンタクロースがこの☆柿を取って行くかもしれませんね。
時代は繰り返します。
仙人さまには、干し柿への、ほろ苦い思い出話しがあったのですね。
そして、今も新しい話が始まっている。
いいですね、どなたにも果樹にまつわる忘れられない記憶があるのでしょうね。
なぜサンタさんが干し柿だったのでしょうか…
それも1個だけ…
世の中不思議な話ってあるものなんですね(笑)
もう干し柿の時期なんですね。
うちのはまだもう少し先になりそうですが
今年もヒヨドリがホバーリングしながら全部食べてくんだろうなぁ…
日本一の果実様
なるほど、サンタクロースがこの柿を取って行けば干し柿嫌いな子供が
増えるってことですよね。ちょっと可哀想ですわ。
村長様
私は果樹にまつわる話題多いですよ。
ただ、ブログには書けない話題も沢山ありまして
時効ですからボチボチ書きますかね。
りょっつぁん
干し柿が1個だけ、これはサンタの冗談じゃなく嫌がらせですかね。
冗談なら帰りにこそっとプレゼントをくれるはずですよね。
婆さんの干し柿、ちょっと早すぎると私も思います。
老人ですから、思いついたらこのことばかり考えてますから
早く収穫しなきゃ小鳥に食べられてしまうと気がかりだったんでしょうか。
子供心がチクッと傷んだことでしょうね。想像したら泣けてきましたワ・・
干し柿、昨年初めて作ったものを1ヶ月ほど冷凍後に食べたら更に美味しくなっていました。
今年も作ろうかなw
きゃたぴ様
ええっ?冷凍1ヶ月後に解凍するんですか?カチンカチンじゃ食べられないですよね。
サンタクロースがやって来ても干し柿は与えないように。
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