桝井ドーフィン

桝井ドーフィンとは?

との質問を頂きましたので、私の知ってることを ちょっと書きましょう。

桝井農場の創設者、桝井光次郎は6年間の米国生活を終えて帰国の途につくのですが

そのとき、友人のヘンリーホフマンさんから3本のイチジクの苗を頂きました。

明治41年のことです。

このイチジクは果実が大きくさらに豊産のため、現在では全国のイチジク生産の

8割近くを占めるようになった人気品種です。



では、何故 桝井ドーフィンという名前が付いたのか?

大正3年、光次郎は広島県農事試験場に品種名を問い合わせたのです。


回答は「フランスのパリ周辺で栽培されているドーフィンである」

との回答を得ました。

しかしその後、イチジクの品種にビオレードーフィンという夏果専用種があることから

区別するために桝井の名をつけて「桝井ドーフィン」となったそうです。




では、桝井ドーフィン=Dauphineなのでしょうか?


桝井農場3代目社長の桝井治氏は昭和62年にフランスへ農業視察に行き

フランス国立果樹試験場を訪れました。

そこで、あのイチジクの権威者コンディット博士が1955年に書いた研究書に桝井ドーフィンの

記述を見つけます。

In japan Sun piero is grown under the name MasuiDauphine

「日本ではサンピエロ種は桝井ドーフィンの名前で栽培されている」


以上は桝井農場物語よりの抜粋です



コンディット博士とは、あのコナドリアやフランダースなど数々の新品種を

育成した博士です。

桝井ドーフィンは国内に導入されている「サンペドロブラック」と似ているとのことですが

確証は無いようです。


というわけでコンディット博士に敬意を評し桝井ドーフィン=SanPiero ということです





もう少し光次郎さんのことを・・・


桝井光次郎は桝井ドーフィン以外にも大正時代に沢山の品種をカルフォルニアより

導入しています。

ブラウンターキー、ロイヤルビンヤード、サンペドロホワイト、カドタ、

ビオレードーフィン、セレスト、ホワイトゼノア、セントジョイン、

オズボーンプロフィック、ホワイトマルセイユ、ホワイトアドリアチック

カルフォルニアブラック、ブルンスウィック、ブラックイスキア等々




近年、株枯れ病対策用台木として注目されているブラックイスキアも

オルゥーク博士とはるみ楓様お気に入りのセレストも

白肉系で美味しいホワイトマルセイユも みな大正時代に桝井光次郎が導入した

品種なんですねぇ




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[ 2012/08/20 22:18 ] イチジク | TB(0) | CM(30)

No title

果樹の苗屋さんで、3代も続くのって、苗屋は儲かるのでしょうかね?
私は、久留米の、吉岡さんでよく買います。タキイより安いし~。
http://ww7.tiki.ne.jp/~fukada/

尤も、イチジク買った事は無く、山桃とか、すもも(李)ダケなんですけど。
イチジクは専門外みたいでした。それでも11品種。
素人向けにも売ってくれる通販店では、多い方かと。
http://ww7.tiki.ne.jp/~fukada/ichijiku.html

ウチに、秋果用の、ビオレー・ソリエスがあるので、
ビオレー・ドーフィンって、夏果用に改良した変異種かと思ってました。
ビオレー・ソリエスは、もうすぐ食べられます。待ち遠しい!

アメリカ人の記述は、たとえ学者さんでも、我田引水の嘘が多いですよ。
少なくとも、アジサイの世界では、↑そうです。
個人的には、イギリス人の記述の方が信じられます。
寒いので、イチジクはあまり無いでしょうけど。

嘘もありますけどね。典型的なイギリス人の嘘は、
バラや、クリスマスローズの世界では
「古城の片隅にひっそりと~」とか、
「廃屋の庭で咲いていたのを発見!」とかいうのは、
ほとんどが嘘で(イギリス人の大好きなシチュエーションらしいです)
実は、その前に、自分で植え付けておいた自作の交配種なんですが(爆)
[ 2012/08/21 01:53 ] [ 編集 ]

勉強になりました。

2つのドーフィンについて、説明をお聞きして納得しました。
桝井さんは、日本のイチジクの父と言えるかも知れませんね。



[ 2012/08/21 11:01 ] [ 編集 ]

ご説明ありがとう

大正時代には、すでにたくさんの種類のイチジクが桝井光次郎氏によって導入されていたのですね。
私が物心ついた時は、地域の住人の庭に蓬莱柿があり、畑栽培で新しく桝井ドーフィンが始まったような感じでした。ですから、その頃の私の認識では、昭和になって新しく桝井ドーフィンが導入されたという誤解をもったものでしたんですね。
でもこのあたりの人は、今でもたいていそう思っていると思います。

それはそうと、この2つのイチジクは、私としては大の苦手な果樹でした。そのため、趣味の果樹栽培始めた時も敬遠しておりました。
それが今や40種近くのイチジクを栽培する長者となりましたが、町内では変わりモノとも言われているかもです^_^;

去年は、近所の農家の人たちに、西洋イチジクの紹介と賞味をさせていただき、苗も何本か配りました。今年、実が着いていると知らせがありました。西洋イチジクの評価がどうなるか?楽しみな所でもあります。桝井翁が広められているときの気分を、私も少しは味わえたかなとも思いましたが、これも私の努力というよりは仙人様はじめ、ブログの御先輩方のご厚意のよるものと感謝しておりますm(_ _)m
[ 2012/08/21 17:05 ] [ 編集 ]

こんばんは

ocelot様

吉岡さんは桝井農場の商標登録品種を販売されてますから、事業を引き継がれたんだな・・
と想像しています。

>「廃屋の庭で咲いていたのを発見!」
それって確かイチジクにもありますよ。たしかアメリカの品種だったような気がします。
[ 2012/08/21 21:47 ] [ 編集 ]

Re: 勉強になりました。

はるみ楓様

お気に入りのセレストも桝井光次郎が大正4年から7年にかけてカリフォルニアから
輸入した品種だったとは意外でしょ。
光次郎には先見性があったんですよ・・・きっと。
[ 2012/08/21 21:51 ] [ 編集 ]

Re: ご説明ありがとう

村長様

変わり者と言われているうちは まだ修業が足りません。
私なんて変質者と呼ばれます。

イチジク好きの方にロードスやブリジャソッドの果実を配ると喜ばれますよ。
そしてほどんどの方が苗が欲しいといわれます(笑

[ 2012/08/21 22:00 ] [ 編集 ]

そうだったのですか

私がイチジクに興味を持ち始めたときがちょうど桝井農場さんがその歴史に幕を下ろした年でした。
桝井農場さんのイチジク苗が欲しくて申し込もうとしていた矢先だったので、とてもガッカリしたものです。

ところでサンピエロ種というのはサンペドロ種とはまた違ったものなのでしょうか?
仙人さまは以前のブログでこのことに関して疑問符をつけられていたと記憶していますが、今はどう結論をされていますか?
それと、今もサンペドロホワイトを探してらっしゃるのかしら?
いろいろ聞いてしまいます、この際ですので(^^ゞ
[ 2012/08/21 22:35 ] [ 編集 ]

Re: そうだったのですか

ちわママ様

サンペドロ種とは夏果専用種のことですよね。
サンピエロ種とは?
fig fanにも記載されてるsan pieroのことだと解釈しました。
イチジクの神様、コンディット博士が書いているんですから
そう結論付けるしかありませんよe-351
フランスでは約300種のイチジクが栽培保存されている
そうですが、その中にsan pieroは無いそうです。
そうなりますとイタリア、トルコ、アメリカあたりを探さなきゃなりません。
もし探し当てたとしても、日本のホームセンターで売ってる苗と同じだったら
ショックでしょ。だからsan pieroで確定にしましょう。

サンペドロホワイトは昭和62年から廃業時まで桝井農場が僅かですが販売していましたから
国内のどこかに存在するでしょうね。見つけましたか?

サンペドロブラックは長崎の口之津試験場が保有していると書かれています。

[ 2012/08/21 23:22 ] [ 編集 ]

ありがとうございます

すごく納得してしまいました。

サンペドロホワイトは見つかりませんね、幻です。
せめて実の中身がどんなものか画像だけでも見てみたいですが・・・
[ 2012/08/21 23:36 ] [ 編集 ]

No title

仙人さん、こんばんは。
何だか仙人さんらしい記事でしたね。イチジクのマニアにはたまらない話題でしょう。(^m^)
桝井ドーフィンの味、古~い株になる甘いものは大好きです。
ところで、カルフォルニアのそれだけの品種を出している地域の緯度は、日本で言うと、何県あたりに匹敵するのですか?
[ 2012/08/22 00:29 ] [ 編集 ]

イチジクの種類って多すぎますね(^^)

サンペドロホワイトって、サンペドロ種ということは夏果専門に成らせるっていうことでしょうか。
幻と言われると欲しくなっちゃいますよね^_^;

以前、Belloneの葉の形についてご指摘いただきました。
その後、自分なりに調べましたが良く判りません。
してまた、よりによってその疑惑Belloneがウチの秋果一番成りになってしまいました。
葉の形とか、詳しく掲載しましたので、コメントいただけるとありがたいのですがm(_ _)m
[ 2012/08/22 00:42 ] [ 編集 ]

ペドロ(Pedro)とピエロ(Piero)

こんばんは。
ペドロ(Pedro) と ピエロ(Piero)は同じだと思いますよ。
言語の差。英語なら ピーター(Peter)です。

新約聖書に出てくる使徒たちのリーダーの名前で、
フルネームは、シモン・ペトロですが、主に、ペテロ、ケファで呼ばれます(ニックネーム)。
日本の公式訳は「聖ペトロ」。バチカンはラテン語だから sancti Petri なのに(爆)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AD

Pedro=Portuguese, Galician and Spanish form http://en.wikipedia.org/wiki/Pedro
Piero=Itaian form http://en.wikipedia.org/wiki/Peter_%28given_name%29

仏語では Pierre だから、品種名も Saint (or St. or San) Pierre で登録・・・かも。
仏語の発音をカタカナ表記するなら「サン・ピエール」です。

そっか。桝井農園は廃業して、それを引き継いだのかぁ。
てっきり、登録が切れたのかと。
商標/種苗登録も、更新料を払わなければ、切れますからね~。

アジサイの場合には、アメリカで最も多い記述は
「農場内での自然交雑で生まれた品種。その後のハリケーンで親株は失われた~」、です。
親株が滅失したなら、どの場所に生えてきた株なのかも解らず
そう言っておけば、♂花粉親/♀種子親を特定できませんから
再交配で、同じ品種(のもっと良い個体)を作られてしまう恐れもありません。
国よって、法律は違いますからね。皆さん、苦労されてます。

日本の種苗法@農水所管は、権利保護機能が弱いですね(保護範囲が狭い)。
自家増殖は適応外ですし、実生ものには実質的に適用されません。
園芸王国のイギリスなんかだと厳しくて、自家増殖もダメだし、
実生後にそれを類推する名称を付すのも、権利者以外には許されません。
日本で言う 「種苗登録+商標登録」 みたいな感じです。
日本は、種苗登録は安い(6年目までは年1万円未満)からするけど、
商標登録@特許庁所管は高い(更新料=¥48,500円)から殆どしません。
自分でやってその値段、弁理士さんに頼むと数倍ですから。
http://www.hinsyu.maff.go.jp/info/ryoukin/ryoukin.html
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/tetuzuki/ryoukin/fy20_ryoukinkaitei.htm
まぁ~、旧種苗法では最長で15/18年だったので(平成10年改正で20/25年)、
商標登録するのは、最初から18年超売ろうと考えてた人だけですね~。

Ashwoodの株に結実した種子から育った株でも、日本では、Ashwoodとの名前を冠し、
最大手の種苗会社さんから堂々とメリクロン苗が売られていますが、
欧米では「ありえない話」です。無許可で、ですよー!
友人が知らずに本人に尋ねたら「◯✕がその名称でメリクロン苗を売っていると我々は知っている」とムスっと言われた由。
「知っている(Acknowledged)」であって、「許している」ではなかった(爆)
「あ、俺、今、何か。まずい事、聞いちゃったみたい・・・」って焦った由。
その時まで、Ashwood自身は知らなかったのかも。通常なら訴えますが
日本法では損害賠償は低いから、ここはやっぱ、出入り禁止処分ですかね?
英米法だったら、相手が不当に得た利益を全部巻き上げられるんですけど。
[ 2012/08/22 03:23 ] [ 編集 ]

No title

DAUPHINEのことなんですがBaud社のカタログにGrise de Tarasconと書かれていることからビオレドーフィンのことだと思っていましたが違うんでしょうか?
[ 2012/08/22 17:22 ] [ 編集 ]

Re: ありがとうございます

ちわママ様

まぁ適当に解釈しましょう。
イチジクは同一品種でも国により呼び方は色々ですから。
[ 2012/08/22 18:30 ] [ 編集 ]

こんにちは

リベイル様

何県?
そんなこと言われてもわかりませんよe-351
カリフォルニアは乾燥してるから干しイチジクに向いてる地域なんでしょう。
[ 2012/08/22 18:34 ] [ 編集 ]

Re: イチジクの種類って多すぎますね(^^)

村長様

幻も疑惑も紙一重ですから そんなに気にしなくてもいいんじゃないでしょうか。

サンペドロホワイトは夏果専用種だと思います。
当時、桝井農場から苗木を購入するとき迷ったのですが
買っとけばよかった。
[ 2012/08/22 18:38 ] [ 編集 ]

こんにちは

みけねこ様

DAUPHINE=ビオレドーフィンのことだったのですか!
知りませんでした。
私はビオレドーフィンを保有せず果実を見たことが無いんです。
でもbaudには何でBifereと書いてあるんでしょう?
夏果専用種でもBifereと呼ぶんですね。

[ 2012/08/22 18:43 ] [ 編集 ]

Re: ペドロ(Pedro)とピエロ(Piero)

ocelot様

コメントの返信が遅くなってしまいました。
難しいコメントでしたので保留してましたら急遽所要ができてしまい遅くなりました。

>ペドロ(Pedro) と ピエロ(Piero)は同じだと思いますよ。

聖書が登場するとは・・・確かイチジクと聖書は関連性があったんですよね。
夏果専用種のことをサンペドロ種というのですが
ペドロ→サンペドロには何か深い意味があったのかも知れませんね。
[ 2012/08/22 21:49 ] [ 編集 ]

No title

確かに、スペイン語では、「聖ペトロ」=「San Pedro」、ですね。
でも、「サン」 という接頭語は、植物にはよく付くので、
単に、「ペドロ」という名前の人が開発した品種なのかも。
つまりー、「ピーター君のイチジク」・・・っていう程度なのかもしれません。


特許庁の商標検索システムに「桝井ド-フィン」を入れたら、以下のとおり:
-----------------------------------------------------
(732) 【権利者】
    【氏名又は名称】 有限会社キ―・エンタ―プライズ

(561) 【称呼(参考情報)】 マスイドーフィン,マスイ,ドーフィン

(111) 【登録番号】 第2600480号
(151) 【登録日】 平成5年(1993)11月30日
(260) 【公告番号】 平5-17487
(442) 【公告日】 平成5年(1993)2月12日
(210) 【出願番号】 商願平3-81334
(220) 【出願日】 平成3年(1991)8月1日
    【先願権発生日】 平成3年(1991)8月1日
    【更新申請日】 平成15年(2003)6月2日
(156) 【更新登録日】 平成15年(2003)6月10日
(180) 【存続期間満了日】 平成25年(2013)11月30日
-----------------------------------------------------

つまり・・・
日本のイチジクでは、「桝井ドーフィン」以外は、「ドーフィン」を名乗れないようです。
あと、現在の商標の権利は、「有限会社キ―・エンタ―プライズ」が保有しています。
その住所を、Google-Map に入れて調べると、「有限会社桝井農園」、の住所でした。
なので、久留米@吉岡さんが、桝井農園の事業を引き継いだのでは無く、
仮に、「有限会社桝井農園」は苗供給を停止ししたのだとすると、
商標権を管理する資産管理会社を別途、設立したのかもしれません。
要は、その使用権限を誰かに貸して、賃料を獲る・・・という会社。
商標を貸し出す先は一人ではなくても良いので、
久留米@吉岡さんを含む、幾人かの苗屋さんが、
「桝井ドーフィン」を育苗して売る権利を、有償で、
ここ(=有限会社キ―・エンタ―プライズ)から借りているんだと思います。
[ 2012/08/23 00:12 ] [ 編集 ]

こんばんは

ocelot様

あまりブログに書くべき話題ではないかと思いますが
キーエンタープライズは輸出入部門を扱う桝井農場の子会社です。
商標に関しては、桝井ドーフィンは確かに桝井農場が保有していますが
同じく桝井農場が保有していた商標バナーネ、カロンは吉岡さんに変更されていると記憶してます。
桝井ドーフィンのみ保有されているのは、やっぱり思い入れがあるからだろうな・・
と想像しています。

[ 2012/08/23 00:43 ] [ 編集 ]

No title

ほぇ~(°д°) 
イチジクはブルーベリーよりも古い歴史があるのですね。
 
思い出した!
子供の頃 大好きだったおばぁちゃんが「どうふいんを買ってきたよ」
と言うのです。道冨院??大根か芋のことだろうと思ったらイチジクでした。
昔から 畑の端っこで勝手に生る物より高級でハイカラな品種だったんですね。
[ 2012/08/23 01:13 ] [ 編集 ]

バナーネ、カロンの商標

これまた、特許庁の、↓「呼称検索システム」 に入れてみました。
http://www1.ipdl.inpit.go.jp/syouko/TM_AREA_B.cgi

「バナーネ」 の商標も、キー・エンタープライズのままですよ。
一旦売ったのを、再び、買戻したりは、していないでしょうから。
なので、吉岡さんは、増殖の権利を買っただけでしょう。

「カロン」 の商標の持ち主は、確かに、吉岡さんです。

(111) 【登録番号】 第4329039号
(151) 【登録日】 平成11年(1999)10月29日
(210) 【出願番号】 商願平10-91299
(220) 【出願日】 平成10年(1998)10月22日
    【先願権発生日】 平成10年(1998)10月22日
(732) 【権利者】
    【氏名又は名称】 有限会社吉岡国光園
(541) 【標準文字商標】 ヌアール ド カロン
(561) 【称呼(参考情報)】 ヌアールドカロン,ヌアール,カロン


中国や東南アジアの漢字圏では、日本語の「固有名詞」をバンバン、商標登録しちゃいます。
もちろん、「転売狙い」もありますが、最近のは 「不正輸出狙い」 です。
日本の産地ブランドの名称や、果てには、オリンピック・メダリストの氏名まで登録します。
少なくとも「ビオレー・ドーフィン」という品種が存在するのに
日本では「ドーフィン」=「桝井ドーフィン」で登録できたのと、同じ原理。
個人の氏名でも、中国語では、単なる、名詞のひとつ、ですからね。

知的所有権は、誰が先に出願したのか、で決まります>「先願主義」。
昔のアメリカは、特許は、それではズルいだろうと、「先発明主義」でした。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/shingikai/21_san01.htm
でも、国際世論に負け、法的安定性を重視して、先願主義に変わってきています。

商標は文句なしに先願主義!
例えば「coke」はコカ・コーラ社の保有する商標ですから
「coke」が一般名詞になるのを避けるために、「coke Gメン」が居ます。
全米中の、飲食店を覆面調査し、
「coke」注文して、「純粋なコカ・コーラ」以外の、偽物や混ぜ物が出されると
その業者を次々と訴えていきます。果てしなき、モグラ叩きの闘いです。
自分の権利を守るためには、凄い、カネを、かけてますよ。
日本人は知的所有権の発想に乏しいので、戦わないですけどね~。
権利の上に安住しているだけで、守られると思っている。
[ 2012/08/23 12:08 ] [ 編集 ]

こんばんは

うにもぐ様

確か数万年前のイチジクのタネが見つかり栽培されてた形跡がある
なんて記事を新聞で読んだ記憶があります。
記憶が定かではありませんけどねe-351

私の子供の頃は、イチジクは買うものじゃなく木に登って食べるものでした。
蜂に追われながら・・・
[ 2012/08/23 18:48 ] [ 編集 ]

Re: バナーネ、カロンの商標

ocelot様

そうでしたか、カロンのみが吉岡さんの出願でしたか。
私の記憶違いでしたね、最近老化が進み止まりませんからe-351

確かに日本では商標に関する意識が薄いですね。
イチジクに商標を付けることさえ違和感を持たれる方が沢山おられますから。
でも、そんなこと言ってたら世界の工場に全部持って行かれてしまいますよ。
[ 2012/08/23 18:58 ] [ 編集 ]

No title

農産物は二段構えが必要です。
商標によって、その名称で売られることを防止し、
種苗登録によって、名前を問わず、その品種が売られるのを防止。
そして、違反者を見つけたら、ひたすら、モグラ叩き。
損害賠償は獲れないけど、販売差し止めはできます。
ブランドを守るとはそういう事でしょう。

中国は、自分自身のは、ちゃんと、そうやっています。
日本に流通するアジサイで、種苗登録が多いのは、
オランダの業者さんですね。自国内の慣習に従い、
ほぼ必ず、売り出す前には、種苗登録してきます。
[ 2012/08/23 21:00 ] [ 編集 ]

こんばんは

ocelot様

なるほど、チューリップの国オランダはそれが
当たり前になってるんですね。

営利目的ですから仕方ないんでしょうが、あまり追求すると
面白く無くなるでしょうね。
[ 2012/08/23 23:56 ] [ 編集 ]

No title

仙人さん、いろんな意味ですごいです(^^)
桝井ドーフィンの歴史、大変勉強になりました。
しかし、大正時代の品種ですか!
もう90年近く受け継がれてるんですね。
桝井さんにお会いしてみたかったです(^^)


カーランツの<ホワイトダッチ>っていうのがありますが
これは1600年代の品種だそうです。
美味しいわけではありませんがなぜかいまだに残ってる
不思議な品種です。
[ 2012/08/24 05:50 ] [ 編集 ]

こんにちは

りょっつぁん

カーランツの<ホワイトダッチ>ですか。
生き残っているのには きっと何かがあるんでしょうね。
野良すもも にもきっと何か特徴があるから生き残って
いるんでしょ。 
[ 2012/08/24 18:10 ] [ 編集 ]

イチジクを再認識

我が家にある数種も桝井光次郎さんのおかげだと思いました、さしずめ仙人さんは平成の桝井光次郎さん?

[ 2013/01/26 09:56 ] [ 編集 ]

Re: イチジクを再認識

puzzley様

とんでもありませぬv-12
遙におよびませんせんよ。
光次郎のドーフィンに対する執着はスゴイですね。
[ 2013/01/26 12:26 ] [ 編集 ]

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